- こけしのいわれは?
- こけしは、江戸時代東北地方より生まれ、場所によっていろいろな呼び方がありました。木で作った人形からきた木偶(でく)系(きでこ、でころこ、でくのぼう)、這い這い人形からきた這子(ほうこ)系(きぼこ、こげほうこ)、芥子人形からきた芥子(けし)系(こげす、けしにんぎょう)などその産地によって呼び方は違っていましたが昭和に入ってから「こけし」と呼ばれるようになってきました。
- こけしの起源は?
- 主に貧しい山村でおもちゃを持たない子供たちに作り与えた木の人形が始まりという説ともう一つの有力な説は東北地方の山村の民族的信仰説でたとえばオシラ様のような土着的信仰偶像と関係があったという説、あるいは「ホウコ」が東北の山村でこけしに変化していったという説です。ただしこの起源に対しての明確な答えは出ておりません。尚、こけしが「子消し」から変化したもので間引きの際その子供の霊を慰める為にこけしを作ったという説を聞きますがこれは根も葉もない俗説です。
- こけしは、全国どこでも作っているのですか?
- 青森(津軽系)・岩手(南部系)・秋田(木地山系)・山形(肘折系)・宮城(鳴子・蔵王高湯・遠刈田・作並・弥次郎計)福島(土湯系)この6県(10系列)は伝統こけしを生産しております。そして群馬県は、創作こけしを生産しております。こけし協同組合があって生産している県は全国で7県だけです。
- 伝統こけしと創作こけしの違いは?
- 東北の伝統こけしは、皆さん知ってるようにあの形と図柄をくずさず守ってゆくこけしです。群馬の創作こけしは、新しい形と新しい図柄を常に考えており同じこけしですが考え方がまったく異なるなるわけです。
- 水木(ミズキ)という木は花水木のことですか?
- よく花水木と間違えますが水木科の水木という種類になります。この木は、材質が元々白く年輪が目立たないのでこけしというとよくこの木が使用されております。
- 群馬県では何軒くらい作っている人がいるのですか?またいつ頃から作りはじめたのですか?
- 現在33社が群馬県こけし協同組合に加入しております。群馬にロクロが伝わったのは明治時代で東京より関口專司翁が群馬へ伝えました。戦前はケン玉・こま・玩具等を生産しておりまして戦後からこけしを作るようになりました。
- 生産量は、全国の何%位を群馬県は占めているのですか?
- 創作こけしは北は東北から南は沖縄まで出荷しており群馬県は全国の60~70%の生産量をもっております。また輸出もおこなっております。
- 工場見学は、いつでも見られますか?
- 毎週水曜日は工場のみ休業で、創作こけし工芸館・絵付け体験教室・売店は営業しております。12月29日~1月4日は完全休業です。
営業時間は、8:00~16:50です。(絵付体験教室の受付時間は、8:00~15:00です。) - 絵付体験教室は、個人の場合予約が必要ですか?
- 15名様以下は必要ありません。ただ受付時間が8:00~15:00ですのでお気をつけて下さい。
- 絵付教室は、どのくらいの年齢からできますか?
- 小学生低学年のお子様から絵付けをやっております。ただし描くのに2時間位みたほうがよいと思います。
- 絵付教室は、団体で何人くらいまでできますか?
- 70人位まで収容できます。
- こけしの絵の具は、そのままだと色が落ちますか?又工房ではどんな絵の具を使用してますか?
- 塗装をしなければ色は落ちますので市販のラッカーなどで塗ることをお薦めいたします。現在使用している絵の具は、水彩絵の具・染料・ポスターカラー等です。
- こけしの手入れはどのようにしたらよいのでしょうか?又保存は?
- 濡れた手や汗ばんだ手で触れないようにし、時々乾いた柔らかい布で拭いて下さい。もし汚れてしまった場合はよく絞った布で軽く拭いてください。保存は、太陽光線・風や暖房機の熱が直接あたる場所は避けてください。
- 古いこけしを処分したいのですがどうしたらよろしいのでしょうか?
- 高野山真言宗倉留寺にて費用は掛りますが人形供養してお焚き上げをしてくれます。








